女性はおしゃれを楽しむ上で、脚を露出する機会が多くあります。そんな中で気になるのがすね毛です。
処理したつもりでいてもすぐ生えてきてしまったり、肌荒れを起こしてしまったりと、日々悩まされている方も多いのではないでしょうか?
すね毛をしっかり処理し、肌トラブルを起こさないためには、使うアイテムによって使用のポイントをおさえておく必要があります。

今回は、さまざまな種類のすね毛処理の方法をピックアップし、それぞれの正しい方法やメリット・デメリットなどをわかりやすく紹介していきます。
また、濃いすね毛に対する悩みや、男性は女性のすね毛に対してどう思っているのかについても解説します。

    すね毛処理の種類と正しい処理の仕方

すね毛を処理する方法には多くの種類があり、それぞれに正しい処理の方法があります。

また、それぞれにメリットとデメリットがあるため、自身の肌の状態やコストパフォーマンスも考慮した上で、自身に合った方法を選びましょう。

 

  • 毛抜きでの処理

毛抜きを使ったすね毛の処理は、いつでも簡単に行うことができ、毛根から毛を抜くため次に生えてくるまでの期間が長いことが大きなメリットです。また、毛抜きは100円ショップやコンビニなどで安価に購入できるため、コストパフォーマンスも良い方法です。

しかし、毛を抜くときに痛みを伴い、毛を抜いた後の毛穴から菌が進入すると、毛穴が膿む・赤く腫れるなどの「毛嚢炎(もうのうえん)」を引き起こすことがあります。

また、毛を引っ張る際の皮膚へのダメージも強いため、肌トラブルを招く原因にもなります。

 

範囲が広いすねでは、すね毛の処理が全て終わるまでに時間がかかることもデメリットです。

 

すね毛の脱毛方法としてはおすすめできる方法ではありませんが、できるだけ肌トラブルを避けるために正しい方法で処理を行いましょう。

 

【毛抜きを使った正しいすね毛の処理方法】

1.蒸しタオルをすねに当てる

→蒸しタオルをすねに当てることで、毛穴が開き、毛を抜きやすくなります。家にある清潔なタオルを水で塗らしてよくしぼった後、ラップに包んで1~2分電子レンジで温めて蒸しタオルを作りましょう。

 

2.毛の流れに逆らわずに抜く

→毛の流れに逆らって抜くと皮膚にダメージを与えたり、毛が途中で切れたりすることで毛穴が黒ずんで見える原因になります。

 

3.冷たいタオルをすねに当てる

→毛を抜いた後は毛穴が開いた状態になっています。雑菌が入り込むのを防ぐために、冷たいタオルや保冷剤をすねに当てて、毛穴を引き締めましょう。

 

  • カミソリでの処理

カミソリを使ったすね毛の処理は、毛抜きでの処理と同様に、簡単に行えることがメリットです。

スーパーやコンビニなどで安価に購入でき、肌をすべらせるだけですね毛を処理できます。

 

しかし、刃を直接肌に当てることで肌を傷つけてしまったり、皮脂を同時に落としてしまうことですねが乾燥してしまう恐れもあります。

刃の状態が悪いと肌を傷つけやすくなるため、カミソリの刃は1ヶ月に1回を目安に交換しましょう。

 

また、毛の断面が伸びてくるとチクチクと不快に感じることもありますが、毎日の処理は肌に負担をかけるため、頻度は1週間を目安にしましょう。

専用のシェービングクリームを必ず使用し、以下の正しい方法で処理を行いましょう。

 

【カミソリを使った正しいすね毛の処理方法】

1.すねを温める

→お風呂や蒸しタオルなどを温めることで、毛が柔らかくなり、処理しやすくなります。

 

2.シェービングクリームをまんべんなく塗る

→剃りたい部分にしっかりとシェービングクリームを塗ってください。

 

3.毛の流れに沿って剃る

→特にすね毛が長い場合は、毛穴を傷めないために毛の流れに沿って剃りましょう。毛の流れに逆らって剃ると深くまで毛を処理することができますが、肌トラブルを引き起こす原因となる場合があります。

このとき、カミソリが向かう方向に肌を軽く引っ張ると剃りやすくなります。

 

  1. しっかりと洗い流した後保湿する

→シェービングクリームが残らないように洗い流した後、皮膚をカミソリのダメージから守るためにボディクリームや乳液などで保湿を行いましょう。

 

  • 電気シェーバーでの処理

電気シェーバーは、広い範囲・濃いすね毛の処理に向いています。カミソリに比べると肌に当たる刃の面積が小さく、ダメージを与えにくいのが特徴です。

また、刃の交換も1~2年おきで良いため、メンテナンスに手間がかからないのもメリットのひとつです。

しかし、深剃りには向いておらずすぐにすね毛が生えてきてしまう点や、洗浄する際に電気シェーバーを細かく分解しなければならない点はデメリットといえます。

 

処理の頻度は皮膚へのダメージを考え、1週間に1回程度が適切です。

電気シェーバーを使用する際は、以下の正しい方法で処理しましょう。

 

【電気シェーバーを使った正しいすね毛処理の方法】

  1. 肌を濡らす

→肌が濡れていることで電気シェーバーのすべりがよくなります。

 

  1. 電気シェーバーを肌に優しく押し当てる

→電気シェーバーは肌に対して直角に当てることでしっかりと処理を行うことができます。

 

3.毛の流れに沿って剃る

→毛穴を傷めないために毛の流れに沿って剃りましょう。すね毛が長い場合は、先にはさみで短く切っておくと処理しやすくなります。

また、電気シェーバーがうまくすべらないときは剃る方向に肌を軽く引っ張ると良いでしょう。

 

  • 除毛クリームでの処理

除毛クリームは、クリームを塗ってしばらく置いておくだけで、すね毛を毛根から処理することができる便利な脱毛方法です。

除毛クリームに含まれる成分によって毛のたんぱく質を分解し溶かすため、処理後の肌がチクチクしないことがメリットです。

しかし、毛を溶かすほどの成分は肌への刺激も強く、敏感肌の方や成分が肌に合わない方は肌トラブルをおこすことがあります。

 

使用頻度は最後の使用から3日後以降とされていますが、皮膚へのダメージや毛の生えるスピードを考慮すると、1週間に1回のペースが望ましいです。

 

【除毛クリームを使った正しいすね毛の処理方法】

1.すねを温める

→お風呂や蒸しタオルなどですねを温めることで毛穴を開き、除毛効果をより高めます。

 

2.除毛クリームをすねにまんべんなく塗る
→なるべく素手では触れず、付属のヘラや手袋をした手などで塗るようにしてください。

 

3.数分置いた後やさしくふき取る

→説明書をよく読み、説明書に記載されている時間を守りましょう。肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。

 

4.しっかり洗ってから保湿する

→残ったクリームがある場合はしっかり落とし、除毛後のケアを忘れないようにしましょう。

 

  • 家庭用脱毛機器での処理

家電量販店では家庭用脱毛機器が販売されており、サロンで脱毛したような効果を自宅で手に入れることができます。

特殊な光を当てて毛根にダメージを与える光脱毛が主で、痛みが少ないことと、一度に広範囲を脱毛できるメリットがあります。しかし、価格帯が数万円~となるため、自宅でできるすね毛処理のアイテムとしては高価であると言えます。

 

また、脱毛が完了するまでは毛の生えるサイクルに合わせて1~2週間に1回光を当てる必要がある点や、生理前後は脱毛を避ける必要があるなど、スケジュールを立てるのが手間と感じる場合もあります。

 

【家庭用脱毛機器を使った正しいすね毛処理の方法】

  • すね毛をある程度処理しておく

→すね毛を1mm程度にしておくとしっかりと脱毛できます。また、脱毛前はすねを清潔にしておきましょう。

 

  • すねを10秒程度保冷剤などで冷やす

→光による痛みを軽減できます。

 

  • 光を当てる

→このとき、1回目の光の強さは最も弱く設定し、2回目以降慣れてきたらパワーをあげていきましょう。また、光を当てた場所に、ベビーパウダーなどを使用して印をつけると、同じ場所を2度照射するのを防ぐことができます。

 

  • 脱色クリームでの処理

脱色クリームを使ったすね毛の処理は、毛そのものを処理するのではなく、毛の色を抜くことで目立たなくする処理方法です。

毛を残したままある程度目立たなくするため、自然な脱毛感を演出することができます。また、ドラッグストアやスーパーなどで手軽に購入できる点もメリットであると言えます。

 

しかし、毛の色を抜く成分は肌に優しくなく、敏感肌の方や成分が肌に合わない方は肌トラブルを引き起こす恐れもあります。使用の頻度は1週間以上を目安にしましょう。

また、根元から生えてくる毛は黒いため、しばらくするとまた毛の色が目立ち始めます。

 

【脱色クリームを使った正しいすね毛の処理方法】

1.2種類の脱色クリームを混ぜる
→多くの脱色クリームはクリームが2種類に分かれており、混ぜ合わせて使用します。混ぜ合わせたものを長期間置いておくのではなく、使用する直前に混ぜ合わせるようにしましょう。

 

2.パッチテストを行う
→成分が強いため、脱色を行う前にパッチテストを必ず行いましょう。二の腕の内側などにクリームを乗せ、説明書に記載されている通りの時間が経過しても異常のない場合は、問題なく脱色を開始できます。

 

3.すねに脱色クリームを塗りしばらく置く
→すね毛の根元から毛先までを覆うようにたっぷりと塗りましょう。その後、説明書に書かれている時間に従ってしばらく置きます。

 

4.洗い流し保湿する

→脱色クリームをしっかりと洗い流した後は忘れずに保湿を行い、肌をケアしましょう。

 

  • ガムテープでの処理

ガムテープでのすね毛の処理は、してはいけない処理方法のひとつです。

ブラジリアンワックスと同じような効果を期待して使用してしまう方がいるようですが、粘着成分が異なることや、脱毛用に作られた製品ではないことから、ガムテープでのすね毛処理は適切ではないと言えます。

 

肌トラブルをまねく恐れもあるため、適切なすね毛処理を行いましょう。

 

 

すね毛処理のメリットとデメリット

  • すね毛を処理するメリット

女性はファッションとして脚を露出することも多くあるため、すね毛が処理されていると更に清潔感を与えることができます。

また、男性と触れ合う際の男性からの触り心地がよくなるため、パートナーとのスキンシップが増えることも期待できます。

 

  • すね毛を処理するデメリット

すね毛を自己処理する際は、どのような方法でも多少なりとも皮膚にダメージを与えてしまうリスクが伴います。肌トラブルを起こさないと言い切れる処理方法はありません。

かぶれや湿疹に加えて、毛穴が角質によって塞がり体毛が肌の内部に向かって生えてしまう「埋没毛」を引き起こすこともあります。

また、処理するための時間をとらなければならないことを面倒と感じる方も少なくありません。

 

 

カミソリですね毛を処理するとチクチクしてかゆくなる?

カミソリや電気シェーバーですね毛を処理すると毛の断面が角ばってしまうため、毛が生えてくるとチクチクすることがあります。

処理後のチクチクを防ぐためには、根元から毛を処理できる方法ですね毛を処理しましょう。

 

  • かゆみを感じる場合はカミソリ負けの恐れ

肌にかゆみを感じる場合は、カミソリ負けが起こっている恐れがあります。

カミソリによって肌の表面が傷つく・肌のバリア機能が低下することで肌が敏感になるなどの理由でかゆみが現れ、悪化すると湿疹や蕁麻疹を引き起こすこともあります。

 

カミソリですね毛を処理したあとに少しでも違和感があればまずは保湿を行い、症状が現れてしまった場合は、炎症を抑える塗り薬を使用して症状を抑えましょう。

 

ただし、カミソリ負けにステロイドを使用すると副作用で免疫力が低下し、黄色ブドウ球菌などの菌が繁殖しやすくなってしまいます。

これによってカミソリ負けに膿みが生じるなど、悪化を招く恐れがあるため注意が必要です。

 

 

すね毛が濃い場合の処理:薄くする方法はある?

女性は比較的すね毛が薄い方が多いですが、濃いすね毛で悩んでいる女性も少なくありません。遺伝によるものもありますが、自身の処理の方法によって毛が濃くなってしまっている恐れがあります。

次で紹介するポイントに気を配りながらすね毛を処理しましょう。

 

  • 肌に負担をかけずに処理する

肌に刺激を与えるようなすね毛の処理をすると、体が肌を守ろうとして濃い毛が生えるようになってしまいます。刃を強く押し付けたり、無理に毛を引っ張ったりせずに、肌をいたわりながらすね毛を処理しましょう。また、処理前に肌を温めたり、お風呂上がりに処理を行うようにするのも効果的です。

 

  • 処理後は必ず肌のケアを

すね毛を処理したあとは肌がダメージを受けている状態のため、必ず肌をケアしましょう。基本はクリームや乳液などによる保湿が良いですが、熱を帯びている・赤くなっているなどの症状が見られる場合は、炎症を抑える成分を含んだ医薬品などを併用して、悪化を防ぐことをおすすめします。

 

  • 毛を薄くする方法

すね毛の濃さには、ホルモンバランスが大きく関わっています。

過度なダイエット・乱れた食生活・寝不足・喫煙・ストレスなどによってホルモンバランスが崩れると、体毛を濃くする働きをする男性ホルモンの比率が高くなってしまいます。

生活習慣を意識して改善することで女性ホルモンと男性ホルモンのバランスを整え、すね毛を薄くしていきましょう。

 

また、納豆や大豆に含まれる「ビタミンE」や「イソフラボン」には、女性ホルモンの分泌を助ける働きがあります。

コンビニなどで手軽に購入できる納豆・豆腐・豆乳などをランチや夕食に積極的に取り入れ、女性ホルモンの比率を高めましょう。

 

 

男性目線の女性のすね毛についてのアンケート結果

あるWEBサイトで「男性は女性のすね毛が気になるか」というアンケートを実施したところ、約60%の男性が「気になる」と回答したという結果になりました。

その中で挙げられた気になる部位1位がワキ、その次にすねがランクインしています。

 

このように、女性のムダ毛を気にしている男性は少なくありません。

「女性のムダ毛を見て幻滅してしまった」という男性もいるほど、男性は女性が思っているよりも女性の細かい部分を見ています。

 

しかし、約40%の男性は「気にしない」と回答しています。アンケート結果にとらわれずに自身のできる範囲でケアを行いましょう。

 

 

まとめ

すね毛処理の方法は、誰かに習って行うことがほとんどないため、多くの方が誤った方法で行ってしまいがちです。

これまですね毛がうまく処理できなかった方や、すね毛処理後の肌トラブルに悩まれていた方は、是非今回紹介した方法を参考にしてみて下さい。

 

自身に合う方法や肌質をしっかりと理解した上で、最も肌にダメージを与えずに済む方法を見つけましょう。