つらい冷え性、なんとかしたいですよね。
寒い季節は、汗をかかなくなるので老廃物がたまりやすくなります。
また、身体が冷えて血液が滞り、特に下半身はいつもにも増してパンパンに・・・。
仕事帰りに靴が入らないという悲劇を経験した方も多いのでは?
冷え性の対策は根本的な体質改善が必要です。
しかし体質改善はある程度の継続が必要になります。
続けるためにも、できる限りコストパフォーマンスよくケアをしていきたいですよね。
そんなときにおすすめなのが、ツボ!
特に足のツボは、下半身のむくみや冷え対策にはぴったり。
是非ツボを覚えて実践してください。

免疫が落ちやすい冬こそ、足ツボ!

寒くなると、空気も乾燥してきます。澄んだ空気は気持ちよいですが、体を守っている粘膜にとっては大変な季節。潤して菌の侵入を防ぐはずが、からからになってウェルカム状態に。

また、寒いとなるべく風を受けないように身体は小さく丸く歩き呼吸も浅くなりがち。寒いから動きたくないし、身体はどんどん硬くなります。そんなときこそ、全身の反射区といわれる足ツボを刺激して、全身の細胞を活性化していきましょう。

足ツボというのは東洋医学に基づいた理論で治療が行われています。

東洋医学には「気・血・水」の概念があります。「気」とはカラダを動かすエネルギー、「血」は血液、「水」はリンパ液など。身体の不調を感じるときは、この3つの循環のいずれか、あるいは複数がうまく流れていない状態だと東洋医学では考えます。

その全身の流れで関所・駅のような役割を果たしているのがツボになります。

特に冬場は冷えによる血行不良からむくみが起こりやすく、老廃物がたまりやすくなるので、老廃物の排出や血行促進してくれるようなツボがおすすめです。

 

冷え・むくみ対策足つぼリスト

基本的には足ツボは親指でぐいぐいと押して大丈夫です。体重をかけるように親指の腹に圧をかけるとしっかりと押せます。

また、別の記事でご紹介したセルフのお灸についても、これから紹介するツボはとても相性が良いです。足は体勢的にお灸がやりやすいのでセルフ向きですよ。

 

湧泉(ゆうせん)

首のコリをほぐし、頭の血行をスムーズにしてくれます。デスクワークで疲れて帰宅したときなどにおすすめです。体のだるさ、疲れを取ってくれます。足の冷え、不眠にも効果があるとされる万能なツボです。

湧泉は土踏まずのやや上の真ん中あたり、足の指を曲げてへこんだ所にあります。足裏を3等分して約3分の1のところです。

奥住コラム③

引用:学校法人素霊学園 東洋鍼灸専門学校

このツボは比較的場所がわかりやすいので正しく押しやすいです。

足の裏は皮膚にしっかりした厚みがあるので、セルフお灸の初心者にも向いています。

太谿(たいけい)

東洋医学において冬は〝腎〞をいたわるべきとされていて、その腎とつながりがあるツボがこちらの太谿です。

下の図でいうと④ですね。

生殖、泌尿器、老化などに関係すると言われていますが、水分代謝を促進するので、むくみにも効くと言われています。足元は特に老廃物や淀んだ水分がたまりやすいので刺激してしっかり流しましょう。

内くるぶしの高さで少し後ろ側、ちょうど骨の少し後ろ側のくぼんでいる部分になります。

冷え性に効果のあるツボの位置

引用:つぼ健康療法研究所 つぼの位置

三陰交(さんいんこう)

今ご紹介した太谿からちょっと上にいくと、三陰交というツボがあります。

内くるぶしから上に向かって約指4本分です。肉ではなく骨のすぐきわにあります。先ほどの図でいうと③です。

足を通っている肝経、脾経、腎経という3つの陰経(飲食物を通して体内にできる流れ、4つんばいになった時に影になる部分が陰になるそう)が交わっているという点から、三陰交とついたそうです。3つの流れが交わっているだけあってとても重要なツボです。

このツボは、むくみや冷え症、更年期症状など、特に女性に多い悩みにアプローチができるそう。生理痛にも良いそうで、冷えで生理痛が悪化してしまう方は是非押してみてください。流れが滞っている方は結構痛いかもしれません。

 

太衝(たいしょう)

今度は足の甲になります。足の親指と人差し指の骨の分かれ目あたり。先ほどの図の⑥です。

血行促進効果があるので、温かい血液を循環させ、冷えを改善します。指先に近いので、末端の冷えが酷い人にはおすすめです。

またこのツボは、肝臓や筋肉、眼といった重要な器官に影響を与えるので、冷え以外にも、目の疲れやストレスを感じたときに押すと良いそうです。イライラや不眠にも良いそうなので、仕事で嫌なことがあったらぐっと押しみてはいかがでしょう。

このツボはあたためると良いそうなのでお灸は最適です。普通にツボ押しする場合も、体育座りの体勢でできるので、湯船につかっている間に親指でやるといいです。

ツボを押すときは呼吸も意識してください。ふーっと息を吐きながら指先に力を入れるとより指が深く沈んでいいですよ。こまめなケアで、翌日に疲れやむくみをためない体つくりを目指していきましょうね。