皆さん、バームを使ったことがありますか?
バームとは固形オイルのようなものとイメージしてください。
冬場の乾燥に強い味方となるのがバームです。
バームのことをよく知らないという方も、
オイルとバームの違いがわからないという方も、
バーム美容を知れば使いたくなりますよ!

バームとはなに?

硬めのクリームや練り状の状態のコスメのことです。粘度が非常に高く、低温で固まっているのが特徴で、容器を逆さにしても垂れてこないくらいの硬さのものを一般的にバームと言います。

医薬品の軟膏のようなイメージで使うことができるものになります。

ここでは主に、低温で固まっているオイル成分メインのバームについてお話していきます。

 

どんな成分でできている?

成分:サフラワー油、オリーブ果実油、水添野菜油、ヒマワリ種子油、グレープフルーツ果皮油、シア脂、トコフェロール、クエン酸

引用:クナイプ ビオ オイル バーム

基本的には、蜜蠟(ミツロウ)やシアバターを豊富に含んでいるのが特徴です。

ミツロウは、化粧品に柔らかい感触を与えたり、他の油脂や配合成分を安定させる効果があり、安心、安全なだけでなく、優れた天然の乳化剤としての効果を持っています。肌や唇をしっとりとやわらかくする効果があり、保湿成分としてかなり優秀です。

シアバターも高い保湿力と保護力を持ち、主成分はステアリン酸やオレイン酸などの脂肪酸で、トコフェロールなどのビタミンを含みます。人の皮脂とよく似た性質を持つため、肌なじみがよく、うるおいます。

 

温度でテクスチャーが変わる

低温で固まっているとお伝えしましたが、人の体温に触れると溶けるのが特徴です。蜜蝋やシアバターをベースに使っているのは、その融点の高さです。

・ミツロウは原料の処理方法でも変わりますが40~60℃で溶解

・シアバターは36℃~37℃で溶解

ちょうど人肌の温度くらいで溶解するので、手のひらで温めることで溶け出します。なので、容器からとる際は固くても、肌に載せると滑らかに塗ることができます。オイルのように液だれをしないので、持ち運びに適しており、非常に使いやすいアイテムと言えます。

 

バームの使い方

①米粒大ほどのバームを手に取る

②手に広げたバームを両手で馴染ませ溶かす。溶けにくい場合は刷り込む

③両手に広げたバームを顔全体に塗ってなじませていく

手に取る量については、バームの成分構成によって硬さやテクスチャーが異なるので、ご自身で調整してください。手の乾燥が強い方は、手に馴染むには時間かかるので、少し多めに取るとよいでしょう。

 

バームのうれしい美肌効果

①ラップ効果

まず、バームとオイルやクリームの最大の違いとしては、パームは優れたラップ効果を持つということでしょう。

基本的にはバームは浸透させる効果は少なく、ふたとしての効果を発揮します。そのため、しっかりと化粧水や美容液を付けて保湿、有効成分を入れ込んでから最後につけるのが一番のおすすめです。

 

②鎮静効果・保護効果

このバームの強いラップ効果は、皮膜の役割を果たします。

肌が炎症を起こしているときや乾燥がひどく粉がふいている(角質がめくれている)時は、水分すらも刺激になってしまうことがあります。美容液なんてもってのほかです。

そのため、バームのように中に入り込まず、表面を保護することで、余計な刺激は与えずに皮膚をほこりや排気ガスなどの外的刺激から守ることができます。

表面を守ることで、表面は荒れているように見えても、肌の奥から新しい細胞がすくすくと育ちますので、ターンオーバーと共に肌が回復します。

肌荒れの場合、表面が荒れることでバリア機能が壊れ、深部の新しい肌細胞の成長に悪影響がでて肌荒れが継続することが多いので、負の連鎖を断ち切ることが美肌への近道です。

 

③ポイント使いに最適

皮膚を保護するだけでなく、長くとどまるというのもバームの特徴です。

オイルの場合、分子の大きさによっては表面にあまり油膜が残らないものがあります。

バームの場合、シアバターや蜜蝋は乾かずに留まるという性質があるので、特に乾燥が気になる目元や口元には最適なアイテムといえます。

全顔に使うとちょっとべたつきが気になるかもしれません。そういう方は、顔全体にはフェイシャルオイル、仕上げに目元や口元だけバームを使うという組み合わせにすると、より強力な保湿効果が得られますよ。

 

④マッサージにも使える

しっかりと表面に油膜が残るので、肌を刺激から守ります。そのことから、顔のマッサージ剤として適しています。

お疲れ気味のときは、しっかりと顔のリンパを流してあげることがおすすめです。この場合はいつもよりもたっぷりと手に取り、指の摩擦が最小限になるよう惜しみなく使いましょう。

そのため、面積の大きいボディには効率が悪いので、ボディに使う場合、特に乾燥が気になるひじ、ひざ、かかとのポイントマッサージがおすすめです。顔のマッサージの後、そのバームを全身に馴染ませるとよいでしょう。

バームはその硬さと保護力を活かして、冬の守りケアにはぴったりなのです。

クリームやオイルでは乾燥してしまい保湿が1日もたない!というあなた、乾燥対策にバームを取り入れてみてはいかがでしょうか♡