寒さに負けそうな今日この頃、対策はどうしていますか?
暖房や使い捨てカイロなど、外から暖をとるのももちろん大事ですが、
それだけでなく、身体の中からもしっかりと温めていきましょう。
勘違いしやすいのは、温かい飲み物=身体を温めるというわけでないということ。
今日は身体を冷やす飲み物を紹介していきます。

ホットドリンク=身体を温めるは間違い×

本当に良く勘違いされているのですが、ホットなら何でもいいというわけではありません。ものによっては身体を冷やしていることもあるので、良かれと思って飲んでいる方は注意が必要です。

 

ホットコーヒー

まず、1日1杯は飲んでいる方も多いであろうコーヒーから。

結論から言うとコーヒーは体を冷やす飲み物です。主な原因となる成分は”カフェイン”。東洋医学において、カフェインは体を冷やすとされています。

西洋医学の考えでも、摂るなとは言っていませんがカフェインの摂りすぎによって体が冷えると言われています。

その理由がカフェインの作用です。カフェインの働きは交感神経が活発化すると言われています。

交感神経とは自律神経のONのスイッチであり、覚醒時に活性化するものです。覚醒するの自体は目覚めの一杯としてはとてもありがたいのですが、交感神経がONになると血管が収縮してしまいます。

すると体の毛細血管は縮み、末端にある細い血管に血液がいきにくくなるのです。これによって血液がうまく流れず、手足の末端が冷えやすくなってしまいます。

また利尿効果が高いので、排尿の際に体温が逃げて冷えやすくなるという理由もあげられますが、こちらも摂りすぎなければむくみの予防になります。

冷え対策を優先する方はあまり積極的には摂らないほうが良いですね。

 

容積150mlに対してのカフェイン目安量(㎎)

  • 玉露 150
  • コーヒー(エスプレッソ)  140(※これは50mlで)
  • コーヒー(ドリップ)  135
  • コーヒー(インスタント)  68
  • 抹茶 45
  • 紅茶 30
  • ほうじ茶 30
  • ウーロン茶 30
  • 緑茶 30
  • 玄米茶 15
  • ココア 45

こうみるとびっくりなのが玉露ですね。なかなか良い玉露を飲む機会が多い方はいらっしゃらないと思いますが、気をつけましょう。

また、同じコーヒーでもきちんと淹れたものとインスタントでは全然値が違うので、普段ドリップできちんと淹れている方のほうが頻度を気を付けたほうがよさそうです。

同じカフェイン量でも、発酵茶になると身体を温める作用を持つようになるそうなので、冬は紅茶の方がおすすめといえます。

参考:東京福祉大学・大学院紀要 第6巻 第2号 日常生活の中におけるカフェイン摂取-作用機序と安全性評価-

 

牛乳

カルシウムが豊富で睡眠を促す働きを持つ成分が含まれている牛乳は、安眠効果は期待できますが、それ自体に体を温める作用はありません。

 

豆乳

身体を冷やす飲み物としてあまり知られていないのが豆乳。

原料である大豆には、大豆たんぱく質という植物性たんぱく質が豊富に含まれています。そして、この大豆たんぱく質にはカリウムがたくさん含まれているのです。

カリウムには体内の塩分を排出し、体に溜めないという働きがあります。また発汗利尿作用を助けて、代謝酵素が活発になるのを抑え、体内温度が上昇するのを抑えるという作用があるのです。カフェイン同様むくみには良いのですが、冷え性対策にはあまりおすすめできません。

 

白い食べ物

東洋医学では一般的には白い食べ物は身体を冷やす作用があるとされ、牛乳や豆乳は陰の食材として身体を冷やすと言われています。

同じように、お酒でも赤ワインよりも白ワインの方が体を冷やす作用があるそうです。

 

南国原産のものには注意

身体を冷やすものとして覚えやすいのが白い食べ物と、あと一つが南国でとれるものです。

南国は基本的に寒いという概念がなく、常に身体を冷やしていかないといけないので、成分的に身体を冷やしたりむくみを排出したりするようなものが多く含まれています。

そのため、寒い時期にそういったものを摂取すると身体を冷やしやすくなるのです。

例えば、南国産のフルーツジュースなど。温かいところで採れるコーヒーやカカオもこの中に含まれます。なのでコーヒーやチョコレートドリンクも要注意です。

覚えやすいですね。

 

砂糖

最も気を付けてほしいのが砂糖です。

これも白い食べ物になりますが、砂糖は身体を冷やす代表的な食べ物です。そのためせっかくのホットドリンクにお砂糖を入れていたら台無しになります。

コーヒーにミルク&砂糖がっつりの方は今日からせめてブラックにしましょう。紅茶党の方も、ロイヤルミルクティーはNGということになりますね。知って飲むのと知らないで飲むのは大違い。

飲みすぎている方は1日1杯だけにしておくなど、工夫して過ごしてみましょう♡