最近、「スマホ老眼」「スマホたるみ」など、
スマホの影響とみられる加齢現象が多く起こっています。
それは老化するお年頃の40代以降にとどまらず、
若い世代にも深刻な悩みとなっているようです。
その中でも今回はセルフケアでも予防、改善できる
スマホによるしわ&たるみについて原因と対策をお伝えしていきます!

スマホによる”しわ”や”たるみ”はなぜ起こる?

まず、スマホやPCなどの電子機器についてはブルーライトによる視覚や脳への影響ばかりが伝えられていますが、大人女子にとって見逃せない症状がスマホが間接的な原因となっている”しわ”や”たるみ”です。

しわやたるみは老け顔のひとつであり、あるとないのとでは見た目年齢が大きく変わってしまいます。

そのしわやたるみの原因となっているのはずばり!『姿勢』です。スマホを操作しているときの姿勢を思い出してください。やや頭を下に向けて操作するのがしっくりきませんか?

この操作する角度、ずばりこれがしわやたるみを作る元凶なのです。その中でも、下を向いたときに特に収縮してしまうのが顎周りです。それがしわやたるみの原因になったり・・・そこで顎周り3つの筋肉をご紹介します。

 

口元のたるみ、別名マリオネットライン

うつむいた姿勢を長く続けていると、頬の肉が重力によって徐々に下に下がっていき、たるみが起こります。

腹話術人形の顔に見られるような、口元から下に向かってまっすぐ伸びる線、これにそっくりなしわができることからマリオネットラインと呼ばれています。

マリオネットラインは、よくしゃべる方よりも、あまりしゃべらない方、いつも口を真一文字に結んだタイプの方に出やすいしわと言われています。

下を向いて無意識に力を抜いていると、口が開きやすくなりますよね。そうすると、無意識に口を閉じようとしませんか?

その際に使われる筋肉が、主に口角下制筋(こうかくかせいきん)、おとがい筋、広頚筋(こうけいきん)です。上からの重力なので、上唇側の筋肉はあまり使わず、下唇側の口角の筋肉、顎の筋肉、頬から首にかけての筋肉が収縮して対応する形になります。

実はこれらの筋肉の収縮がスマホたるみに大きな影響があったのです!

 

口角下制筋

文字通り、口角の下側を制御して、口角を引き下げる筋肉になります。この筋肉の力が強いと、口元がへの字になりやすくなります。

引用:水の森美容外科 口角のボトックス

 

おとがい筋

顎の中心部にあります。よく梅干ししわと揶揄される、あのしわしわになった部分がおとがい筋が力んだときにできるしわなんです。

オトガイ筋(オトガイきん、かつては頤筋(いきん)とも[1])は人間の頭部の浅頭筋のうち、口唇周囲にかけての口筋のなかで、オトガイ部に梅干の種のようなしわを作り、隆起させる筋肉である。筋肉の一方が皮膚で終わっている皮筋である。

引用:Weblio辞書

 

広頚筋

下顎骨のふちのところから、上胸部にわたる頚部の広い範囲の筋肉です。首の表面の筋膜を緊張させ胸部から引っ張り、口角を下方に引く作用を持っています。

起始:胸上部の浅筋膜

停止:口角・口角部の顔面筋 下顎骨の下縁までの筋肉

 

広頚筋

引用:公開解剖テキストKOKAIOUENDAN

 

スマホたるみを予防&改善する方法

口角下制筋のマッサージ

まず、見た目にダイレクトに効いてくるのが口角なので、口角周りをほぐしてあげましょう。

口角下制筋は比較的簡単にゆるめてあげることができるので、毎日ちょっとずつゆるめる習慣をつけましょう。

引用:YouTube マリオネット線に効く口角下制筋のマッサージ

口角下制筋の上に中指をあてて(ちょうど口角から顎に向かって下りていくライン)、横に小刻みに揺らして、皮膚の上からほぐすように軽くマッサージしていきます。少しずつ位置をずらしながらちょっとずつ下に降りてていくだけなので簡単です。

作り笑いをしすぎて、口元が疲れてしまった際にも効果的。口角下制筋がゆるむと、口角を引き上げやすくなります。

 

広頚筋を伸ばすストレッチ

また、下を向いてたるみがでるのであれば、予防としては上を向くのが最も効果的。ストレッチ効果があります。

①天井を見るように顔を上げ、下あごと下唇を天井方向へ突き出します。

(このとき、先ほど図で示した広頚筋(顎下~首の前側)がじんわりつっぱるような感じがすれば効いてます◎)

②ゆっくりと突き出して広頚筋がつっぱるところで3秒ほどキープして、そのあとゆっくり顔を正面に戻すだけ。

この動作をゆっくりと10回ほど行いましょう。スマホ操作で収縮した広頚筋がじんわりとゆるみます。

この動作は首のしわ予防にも良いので、1日1回はやると効果的です。

また、そもそも下を向いてスマホ操作する時間を減らすのも効果的なので、可能なときはまっすぐ前を見てスマホ操作してみてください。(人混みでやると盗撮と勘違いされることもあるのでご注意を!)

無意識のスマホ操作から無意識の老化が生まれるので、是非意識的に対策してスマホしわ・たるみを予防&改善していきましょう。