新しい季節はうきうきする反面、心や体のバランスを崩しがち。特に春先は学校や職場の人間関係も変わることが多く気疲れしやすい上、激しい寒暖差、花粉や黄砂も飛び交って・・・体調を崩す要素がモリモリなんです。
時には、どこが調子が悪いのかよくわからないけど全身疲れている!って時もありますよね。
そんな時におすすめしたいのが「高濃度ビタミンC点滴」!ビタミンC=美白のイメージが強いと思うんですが、実は病院での治療にも使われていて、全身の不調対策ににぴったりなのです。
どうやって全方位に効くのでしょう?

高濃度ビタミンC点滴とは

まず、ビタミンCについては皆さん知ってる通り、ビタミンの王様ともいわれる有名な栄養素ですね。

このビタミンCを12.5g~100g、血管から一気に投与してしまうのが高濃度ビタミンC点滴です。

点滴の効果については後ほど掘り下げていきますが、ビタミンCはとにかく美白に強いというイメージがあると思います。

これはビタミンC のもつ強い抗酸化作用のおかげです。

私たちの体は酸素がないと生きていけないのですが、酸素を取り込むことで活性酸素という副産物が産まれるので、体内が少しずつ酸化していきます。これはいわば鉄がサビたりするのと同じ体のサビです。

日常生活でも少しずつサビはでてくるのですが、ストレスや暴飲暴食、紫外線ダメージなど、体に有害なストレスがかかってしまうとそのサビ方が強くなってしまいます。

それによって細胞が傷つき、老化や病気の元になっていくんです。

ビタミンCはこの酸化を防ぐ抗酸化物質と呼ばれています。

抗酸化物質とは、酸化されやすい物質のことで、活性酸素などによって私たちの体が酸化されるよりも優先的に酸化してくれます。そのため、抗酸化物質自身が酸化されることで、体を酸化から防御してくれます。抗酸化物質によって、私たちの細胞は無傷でいられます。

公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット

自分が身代わりになって私たちの体を守ってくれるなんて、どれだけけなげなんでしょうか。

これは毎日ありがたく頂戴するしかありませんね。

ビタミンC単体でももちろんこの効果はしっかりと発揮されるのですが、高濃度になるともっとすごいんです。

ビタミンC を高濃度にするメリット

先ほどもお伝えしたように、普段私たちが摂っているビタミンCを高濃度で摂取することで、より強い恩恵を得ることができるんです。

本来、ビタミンCは食品からの経口摂取で十分補える成分で腸での栄養吸収率も良いのですが、高濃度点滴のように一度に大量に摂取してもある程度の濃度までいくと、余った分は尿から排泄されてしまいます。なので日常生活で高濃度ビタミンC点滴のような作用を起こすことはできません。

しかし、血管から直にビタミンCを投与すると、一気に血中のビタミンC濃度があがるので、体がびっくりします。

この濃度を使い分けることで、ガンなどの病気にアプローチをしたり、美白やアンチエイジングなど美容目的で使ったり、疲労回復に使ったりします。

高濃度ビタミンC点滴の効果

美白・シミへのアプローチ

ビタミンCの最も有名な効果としては美白作用。

①紫外線を受けた肌のメラニン色素が黒くなるのを防ぐ働き

②できてしまったメラニンや、メラニンにいたるまでの物質を還元(サビとり)することで色を薄くする

2つの作用があるので、実感しやすいんです。

色白の方はシミの予防に、色黒の方は肌のトーンアップに有効でしょう。

アンチエイジング全般(細胞へのダメージをおさえる)

先ほどお伝えしたような細胞の酸化は全身で発生しています。紫外線など、体感のあるダメージはもちろん、まったく体感のない日々のストレスや、マラソンなどの激しい有酸素運動でも活性酸素が発生しやすくなるので、細胞は酸化しやすくなるんです。健康のためにマラソンをしている方なんかは、実はアンチエイジング的にはあまり良くないと言われているので、活性酸素のケアのためにたまに高濃度ビタミンC点滴を受けてもよいかもしれません。

体内のサビをとるので、ひどい疲れの時や風邪を引きかけの時の免疫強化にもおすすめです。

治療薬としてのアプローチ

実は高濃度ビタミンC点滴は副作用が限りなく0に近い抗がん剤とも呼ばれていて、元々はアンチエイジングよりも抗がん剤としての活用が主流です。

大量のビタミンCが点滴されると、血管内のビタミンCは血管外の組織に漏れ出ていきます。そして高濃度となったビタミンCからは、活性酸素のひとつである過酸化水素が発生します。

引用:谷口医院 高濃度ビタミンC点滴とは

大量に入れることでビタミンCから発生した過酸化水素が病気の細胞だけを叩くそうです。疾患へのアプローチの場合、投与量や投与の頻度が美容目的の場合と異なります(多くなります)ので、抗がん剤目的で取り扱いのある病院へ相談してみてくださいね。

高濃度ビタミンC点滴の費用や頻度

正直、保険適応外なので高いです。

経済的にゆとりがないと定期的な点滴はちょっと難しいかも・・・。

濃度は12.5g、25g、50gと上がっていきますが、美容目的で点滴をしたいな、と思う方は12.5gでよいと思います。

濃度が上がれば効果は高くなりますが、濃度が倍になってくるともれなくお値段も倍になりますので・・・・

おおよそですが、12.5gで6000~10000円くらいのところが多いですね。

自由診療なので、回数券やキャンペーンで5000円以下で安く受けられるところもありますので、お手頃に体験してみたい方はそういったところを探すのが良いです。

頻度としては体質改善で通われたい場合1週間に1度程度が目安です。(濃度や目的により推奨される頻度が変わるので医師に相談しましょう)

美白などの目的の方は例えばマリンスポーツの前後、旅行の前後など、紫外線のダメージを集中的に受けそうなタイミングや、ここは絶対体調を崩したくない!という時に要所要所でやってあげるといいと思います。

直前にやってあげると紫外線ダメージの予防になり、直後にやるとダメージを最小限にとどめることができるようです。

セルフケアも大事ですが、時にはこういった最新医療の力を借りてケアをするのも体をいたわる賢い選択ですよ♡

ご旅行やゴルフの予定がある方は是非検討してみてくださいね。

花粉症も、つらくてつらくて・・・という方は、免疫対策でやってあげるのもおすすめです。